「作り置きが苦手で続かない。もっといい方法ないの?」
こんにちは。3児のワーママあおはです。
共働き家庭にとって悩ましいのが、夕飯のメニューを考えることですよね。
帰りが遅くても、夕食はなるべく早く仕上げたい。お腹を空かせた子供がいると、なおさら焦るのではないでしょうか。
週末の作り置きも何度か試したけど、5人分だとおかずも大量になるし、苦手で続かなかったんです。
そこで今回は、夕食作りをグンと楽するための下ごしらえの時短ワザについて、詳しくお伝えしていきますね。
ワーママには作り置きより下ごしらえがおすすめ
共働き家庭にとって憂鬱なのが、毎日の夕食作り。でもお肉や野菜を下ごしらえで、あっという間に完成できるんですよ。
そこで、
- 野菜の下ごしらえ
- 肉・魚の下ごしらえ
について、順番にポイントをご紹介していきますね。まずは野菜の下ごしらえから見ていきましょう。
野菜の下ごしらえ!一押しはゆで根菜
- じゃがいも
- かぼちゃ
- さつまいも
- 人参
といった根菜類は、ゆでておくと非常に便利です!使い道はとってもたくさん。
- そのまま軽く塩味で
- 胡麻和え
- バター+塩(または醤油)
- マヨネーズ和えでサラダに
- カレー粉+塩で味付け
- ポタージュスープに
- オリーブオイル+塩で洋風に
などなど。ゆで根菜があれば、1品以上のおかずが完成。
特に、シンプルなゆでジャガならこんなメニューの元にもなります。
- ポテトサラダ
- バター塩
- コロッケ
- スパニッシュオムレツ
- サモサ
「夕飯のメニューどうしようかな・・」
と、悩む前に根菜をゆでておけば安心。
でも、皮剥いて、切って、ゆでてって面倒だなー・・
それが、鍋よりも簡単な方法があるんです。私は炊飯器を使ってます。
クッキングシートを敷いた上に、カットした野菜を皮付きのままポンッと乗せてご飯を炊くだけ。
例えば、子供たちに人気なサツマイモを炊飯器にポンっ!
炊飯器がピピーっと鳴ってお米が炊けたら、すでにおかずが一品できあがったようなもの。お米を炊くついでに根菜もいい感じにゆでることができます。
ご飯も炊けて、野菜にもふっくら火が通って一石二鳥。皮も簡単にむけます。
ちなみに最近は、ゆで卵も一緒に作ってます。
- たまご
- ジャガイモ
- 人参
をいっぺんにゆでられるので、ポテトサラダも簡単にできちゃいます。
大きいじゃがいもは半分にカットしましょう。
中心部分が硬いままになることがあります。
ゆで野菜を炊飯器から取り出すときは、トングを使うと便利♪
さて、ゆでておいて損しないのは根菜だけじゃないですよー。続きましては、他の野菜もみていきましょう。
ゆでるだけの半作り置きは緑の野菜がぴったり
- 葉野菜
- ホウレンソウ
- 小松菜
- キャベツ
- 白菜
- ブロッコリー
- いんげん
といった緑の野菜も、さっとゆでておけばとっても便利!
- おひたしに(醤油やポン酢をかけるだけでも)
- 胡麻和え、マヨネーズ和え
- サラダや添えものに
- バターやオイルでさっと炒める
- みそ汁の具
など、1つあるだけで一品以上は出来上がります。
次は、カットして冷凍するというとっても手軽な下ごしらえです。
カット+冷凍しておくとさらに時短に
- 食べやすい大きさに
- ニラ
- 小松菜
- 人参
- ピーマン
- きのこ類
- 薄切り
- 玉ねぎ
- 長ネギ
- お味噌汁用に
- 油揚げ
- 大根を小さくカット
- 万能ねぎの小口切り
- サラダや和え物用に
- きゅうりや大根の塩もみ
葉野菜は洗ってからカット、水分をしっかりとってから冷凍すると、主菜や汁物に大活躍!
忙しい夕飯の支度がとっても楽チン・時短になります。
いっぺんにカットしなくて大丈夫!台所にたったついでにちょこっと多めに切って冷凍庫へ
お次は、「洗うだけ」という重要かつ簡単な下ごしらえです。
野菜は洗うだけでも十分!
- ミニトマト
- きゅうり
- りんご
- ブドウ
など、野菜や果物は洗っておくだけでも十分時短になります。
農薬やワックスは気になるけど、毎回無農薬野菜にするわけにもいかない
と心配になりますよね。確かに、完璧をめざすのは無理。
そこで、農薬や菌が気になる時は「海の野菜洗い」や「べジセーフ」で汚れを落とし除菌します。
海の野菜洗いは、ホタテの貝殻が原料の粉末。ふりふりした水に野菜や果物を入れておくと、汚れが取れていくのがわかります。
みるみる内に水が黄色く染まってきて、浮いてくる汚れもすごい!
汚れを落としたら、流水でよく洗い流してからいただきます。
ちなみに、実家の無農薬トマトで試したところ、うすく色づくだけで市販のものとは比べ物にならない結果でした。
粉末状なので、目に入ったりしないように注意してね
また、こちらの「ベジセーフ」は、スプレータイプなので、リンゴやキュウリなどをさっと洗う時にとっても便利。
べジセーフは、アルカリ電解水なのでより安心!
野菜もおいしくなって、汚れが落ちるのも早くべ便利です。
しっかり洗ったミニトマトや果物は、タッパーなどに入れて冷蔵庫に。これだけでも、夕飯作りの時短になりますよ。
では次に、肉や魚の下ごしらえについてみていきましょう。
作り置きするなら下味冷凍をストック
肉と魚の下ごしらえとして便利なのが、○○漬けで冷凍しておくこと!
夕食のメインメニューが楽に作れる
肉や魚はカットして、何かと味を付けてから冷凍しておくと夕飯づくりがあっという間になります。
わが家で鉄板なのが、次の味付け。
- 塩麹・醤油麹
- 醤油+酒+おろし生姜
- 味噌+みりん
とにかく、肉や魚はカットしたら味付けしてビニール袋でモミモミして冷凍しておくと楽なんです。
朝、冷蔵庫に移し、帰宅後、漬けておいた肉や魚の袋に片栗粉をいれてまぶして、炒めるだけ。
カットしておいた冷凍野菜を使えば、さらに時短です。
塩こうじにつけて冷凍しておいた鶏むね肉とピーマン炒め ↓↓↓
コストコで毎回購入するのがさくらどり。下味冷凍をストックしています。
⇒コストコのさくらどりむね肉を美味しく使い切る方法!わが家の大人気レシピも
魚なら、例えばぶりのみりん醤油漬けもおいしいですよね。
下味をつけて冷凍しておけば、朝冷蔵庫に移して、夜グリルで焼くだけ。
醤油・酒・しょうがチューブで下味冷凍し、直前に片栗粉をまぶしたアジや鮭の揚げ焼きも簡単でおすすめです。
とにかく、お肉やお魚の冷凍味付けは便利なんですよね。
私がよく味付けに利用するのは、塩麹・醤油麹。お肉やお魚が柔らかく、美味しくなりますよ~。
味付けの目安は、鶏肉1枚に塩麹大さじ1。
自家製の塩麹は、TANICA ヨーグルティアで作ります。簡単に失敗せず手作りできるので便利!
>>これは絶対おすすめ!私が買ってよかったキッチン家電6つ!
では、最後におまけとして、下ごしらえを楽にする意外なアイテムをご紹介しますね。
下ごしらえを簡単にする便利なアイテム
あなたは「ゆでる」というと、たっぷりのお湯を沸かしてグラグラ煮るというイメージをお持ちじゃないですか?
ですが、そんな「ゆでる」下ごしらえのイメージを変えてしまうのが、蒸し器(せいろ)。せいろって、意外と簡単で扱いやすいんですよ。
わが家で冬に欠かせない野菜が里芋なんですが、里芋を蒸す時も、せいろが超便利。
蒸し器でブロッコリーをゆでるついでに、ゆで卵もできる。
このゆで里芋、他のゆで根菜と同じく色々なアレンジが効きます。
わが家の鉄板メニューは、こちらの甘辛揚げ。
里芋をゆでるコツもご紹介していますので、ぜひチェックしてください♪
↓
根菜をゆでるときは、厚めの小鍋に水少々をいれてコトコト。
様子を見ながら5分ほど火にかけます。
私が愛用しているのは、結婚してからずっと使っているビタクラフトの鍋。
無水調理ができて、根菜類も少ない水分でほっくりゆでられる。めっちゃ活用しています。
では最後に、今回お伝えした内容をまとめますね。
作り置きが苦手なワーママは下ごしらえで楽しよう
今回は、共働きの夕飯づくりを楽にするために私が実践しているの下ごしらえテクをお伝えしました。
まず野菜の下ごしらえ↓
お肉や魚の下ごしらえは↓
- ○○漬けにして冷凍する
- 塩こうじ漬け
- 酒+醤油+生姜
- 味噌+みりん
さらに、半作り置きの便利技もいくつかお伝えしました。
特に、お米と一緒に炊飯器でゆで野菜を作る方法は、とってもおすすめ!
ただ野菜を切っておく、お肉や魚に味をつけておくだけで、時短になりますよ。
また、これらをいっぺんにやらなくても大丈夫。私も、キッチン立ったついでに、どれかをちょこっと下ごしらえするというサイクルで夕飯づくりをしています。
冷凍保存の方法や、下味冷凍のレシピがいっぱいの本も参考になります
私は、作り置きより下ごしらえが充実してるほうが安心。
冷蔵庫に茹でた野菜があったり、冷凍庫にカット野菜や味付け肉があるだけで、毎日の夕飯づくりが本当に楽ちんです。
下ごしらえを多用したわが家の献立は下記記事でご紹介しています。
お互い、共働き家庭で大変な夕飯づくり、少しずつの工夫で負担を軽くしていきたいですね。
ワーママが夕食をラクして美味しく作るコツは「下ごしらえ」にあり。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
もうすぐ育休から復帰予定です。元々料理が得意ではないので、復職後どうなるか心配でしたが、こちらの記事は非常に参考になりました。
ルーチンにできるまでは頑張らないとですが、Aohaさんを見習ってレパートリーを増やしながらも時短を実現させたいです。
一点だけ気になったのが、野菜洗いのところです。
私は大学で化学専攻した研究職ですが、ドロドロのものが農薬とはにわかには信じられません。
ホタテの貝殻を焼成したものは、酸化カルシウム(昔のグラウンドの白線ですね)で、水に溶けると強いアルカリ性を示します。
農薬はアルカリ性で確かに分解するようですが、分解した後のものが油膜状になったというよりは、セルロース(植物の細胞壁の成分)が破壊されて野菜そのものが溶け出している可能性もあります。
エセ化学とは言いませんが、目視で効果を確認できるという点は怪しいです。
ただし、パウダーが粘膜に入ると薬傷のおそれがあり、最悪、失明した事例もありますので、取り扱いには注意した方がいいかと思います。
コメントおよび野菜洗いの件について
詳しく解説いただきありがとうございます!
確かに見た目で汚れや農薬が溶け出したように感じてしまいますが、野菜によっても異なるし(特にトマト!)目視が正しいとは言い切れないですよね。
注意点として追記させていただきました。