「バムとケロシリーズに出てくるキャラクターの名前が気になる!」
バムケロ絵本の魅力の1つといえば、たくさんのキャラクターがシリーズを越えて登場すること。
バムとケロにガラゴ、ぶーちゃんの他、主役以外にも、気になるキャラクターがいっぱいいます。
私も、5歳の息子に何度も読み聞かせをしているうちに、バムとケロの世界にハマった1人。
そこで今回は、バムとケロに出てくるキャラクター達を、画像つきで一覧にまとめてみました!
絵本の中ではっきり名前が出てこないキャラも、よく読むとヒントがいっぱい。読むたびに新たな発見があるんです。
それでは、バムとケロに登場するキャラクターの名前やその由来について、超詳しく見ていきましょう。
バムとケロシリーズに登場するキャラクターの名前一覧
キャラクターの名前に関しては、本文にはっきりと書かれていないものも。ただし、絵本の中にもいろいろなヒントがあります。
あなたはキャラクターの名前をいくつご存知でしょうか?
では、シリーズごとにキャラクターをご紹介していきますね。
イメージの元となったモデルの動物や名前の由来もこっそりお伝えしちゃいますよー。
ではまず、バムとケロのシリーズに登場するキャラクターを見ていきましょう。
いつもおだやかな「バム」
面倒見が良くて、しっかり者。
お料理や掃除も得意で、飛行機や車の運転もできちゃう頼りになる存在。
マイペースな相棒・ケロちゃんのフォローは、いつも完璧です!
バムのモデルとなったのは、こちらの動物。
ブルテリア
18世紀中ごろ交配によって生み出されたイギリス原産の犬。 かつては闘犬として活躍した。その戦いぶりから、「白い騎士」と呼ばれる。
モデルということで、顔がそっくり!
そして、「バム」という名前の由来も教えちゃいます。実はアンデルセン賞作家であるリンドグレーンの童話「ロッタちゃん」に出てくるんですよ。
ロッタちゃんのお気に入りであるピンクのぶたのぬいぐるみの名前が「バムセ」。
ロッタちゃんはこのぬいぐるみを、本物のクマだと思い込んでいます。このエピソードを、作者である島田ゆかさんが気に入ったんですね。
島田さんが飼っていたハムスターは、他にも2匹いて、名前はそれぞれ、モッピー、とらちゃん。
もちろん、この2匹もキャラクターのモデルになっています。サブキャラクターのご紹介で登場しますので、お楽しみに!
続いては、もう一人の主人公。みんな大好きケロちゃんです。
くいしんぼうの「ケロ」
超マイペース!
自分の心にまっすぐ行動する素直なケロちゃんは、しっかり者のバムといいコンビです。
ケロちゃんのモデルとなったのは、もちろんカエル!
作者の島田さんが、「書店で見た、子供が逆さにだっこしたカエルのぬいぐるみから」イメージしたのだそう。
自分が大好きなところがケロちゃんらしい♪
絵本「かばんうりのガラゴ」では、ケロちゃんの超重大な秘密が明らかになります。気になるあなたは、チェックしてみてください。
では、主人公に続いてシリーズに登場する「サブキャラクター」もみていきましょう。
3ぼんみみの「おじぎちゃん」
3本耳のうさぎ。
いつもバムとケロの近くにいて、自由気ままに動き回る!
実は、おじぎちゃんの名前は、はっきり本文に出てきません。
でも、よく見てみるとあちこちにヒントが。おじぎちゃんが乗っている潜水艦にも、しっかりと「OJIGI(おじぎ)」と書いてありますよね。
他にも、ページのいろいろなところに登場し、探すのが楽しみになっちゃうキャラクターをご紹介していきますよー。
ちび犬の「ヤメピ」
バムとケロと同居する小さな犬。
いつもバムとケロの周りにいて、一緒におやつを食べたり、遊んだり、自由に過ごす。
今川焼がチャームポイントの犬「いまちゃん」
今川焼き型の帽子とバッグを身につけている、白い犬。
ふと気が付くと、バムとケロの近くにいて、市場へのお買い物にもついてきます。
やかんがお供のねずみ「マウ」
森にすむネズミ。
あたたかいお茶が好きで、お供は小さなやかん。
サングラス好きなもぐら「モル」
バムとケロの近所に住むモグラ。
サングラスコレクターで「バムとケロのおかいもの」では、いろんなサングラスを買って帰ります。(モルの後ろにつかまっているのは、おじぎちゃん♪)
なんでもやの「ソレちゃん」
なんでも屋さんのソレちゃん。 大工作業も、お料理も得意。
「バムとケロのもりのこや」でバムとケロが森で見つけた小屋の修理をしてくれる。
ちなみに、ソレちゃんのヒントになったのは、こちらの動物「ソレノドン」!
ハイチソレノドン
ソレノドン科に属するモグラの仲間。よく動く長い鼻を持ち、唾液に毒がある。カリブ海のイスパニョーラ島森林に生息。絶滅危惧種。
(Wikipediaより)
作者・島田ゆかさんによると、「このイメージと改築中の実家に出入りする大工さんのイメージが合わさってソレちゃんに」なったそう。
あひるの「かいちゃん」
天体観測が趣味のあひる。
空を見ていると、つい時間を忘れてしまう。
かいちゃんが初登場する作品はこちらの記事でチェック!
ぬいぐるみの「しましま」
バムとケロのおうちにいる、へびのぬいぐるみ。
ケロちゃんのお気に入りで、引きずられたり、抱き枕にされたり・・。
お次は、市場にいる生き物たちのご紹介。「バムとケロのおかいもの」での市場には、その後のお話に登場するキャラクターが続出ですよ。
中華料理屋さんの「ヤンさん」
中華帽をかぶったカモノハシ。
中華料理屋さんで、「バムとケロのもりのこや」にも登場します。
名前のヒントは、「バムとケロのおかいもの」でお店のカウンターに置かれている「ヤンさんぼきん」という貯金箱!
占い師の「イワちゃん」
占い師のイワトビペンギン。
ガラゴシリーズにもさりげなく登場します。
ちなみに、モデルとなったイワトビペンギンとは、こちら!
ペンギンのイメージが、どうして占い師となったのか気になるところですね!
では続きまして、ガラゴシリーズのキャラクターをご紹介していきますね。
キャラクターのモデルとなった動物とは・・?
ガラゴシリーズのキャラクター一覧
バムとケロと作者が同じのガラゴシリーズ。
- かばんうりのガラゴ
- うちにかえったガラゴ
の2冊が発売されていますよ。
では、ガラゴシリーズのキャラクターを見ていきましょう。バムとケロの絵本にも出てくるキャラもいますよ。
たびするかばんうりの「ガラゴ」
ガラゴシリーズの主人公。
お客さんにぴったりのカバンを選び出す、かばんうり。寒いのが苦手で、冬になると店じまいをして家に帰り、あたたかいお風呂に入る。
ガラゴのモデルになったのは、なんと実在する動物!その名も、ショウガラゴです。
ショウガラゴ
ガラゴ科に属するサルの仲間。別名ブッシュベイビーとも。大きな目と耳、がっしりとした足が特徴。夜行性で、ジャンプが得意。アフリカのサバンナ林に分布する。
島田さんのインタビューによると、ガラゴは、「ショウガラゴにメガネザルの要素を少し追加した」のだそうですよ。ぐりぐりっとした目や大きな耳、長いしっぽがガラゴにそっくりですよね。
続きましては、ガラゴのお友だちをチェックしていきましょうー。
ガラゴのお友だちキャラクターの名前は?
ガラゴのお友達は「うちにかえったガラゴ」の中でたくさん登場します。では、ガラゴのおうちに訪ねてくる順番に、キャラクターをご紹介しますね。
まずはハムスターのとらちゃんです。
たびするざっかやの「とらちゃん」
雑貨屋を営むハムスター。
商品を全部ほお袋に入れている。 島田さんが飼っていたハムスターの1匹がモデルに。
「バムとケロのおかいもの」で市場のシーンにも登場し、雑貨屋さんをしています。市場に出している看板には「TORA(とら)」の文字が!
ピーナッツうりの「らくちゃん」
ピーナッツ売りのプレーリードッグ。
らくちゃんの名前の由来は、やっぱりピーナッツ(落花生)の「らく」かな?
とこやさんの「ぷるどちゃん」
床屋さんのチワワ。バムとケロのおかいものの市場にもさりげなく登場している。
名前の由来はチワワのアップルドームヘッド。文字をよく見てみるとー??「アッ”プルド”ームヘッド」!「ぷるど」の文字が隠れていますよね。
「アップルヘッド」や「ドームヘッド」とも言い、チワワの頭がリンゴのような形になっていることを指すんだそうです。とは言え、ぷるどちゃんの頭の形は、軸まで付いていて、まさにリンゴそのもの!(笑)
キッチン雑貨やの「こみみさん」
台所用品を売るオコジョ。とんがり帽子が特徴。
耳は帽子に隠れていますが、一見ウサギのようで、耳の小さいオコジョがモデルなので、「こみみ」という名前だと想像されます。
キャラクターの名前が次々と明らかになる「うちにかえったガラゴ」は下記で詳しくご紹介しています。本文では触れられていない裏話も満載ですよ♪
さらに、ガラゴシリーズのキャラクターは、絵本「バムとケロのおかいもの」にも登場しています。ぜひ、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。
さて、最後にご紹介するのは、ぶーちゃんとおにいちゃんシリーズのキャラクターたちです。本文には登場しない、おにいちゃんの名前とは~・・?
「ぶーちゃんとおにいちゃん」のキャラクターの名前
同じく、バムケロと同じ作者の「ぶーちゃんとおにいちゃん」。この絵本も兄弟のお話がすごくかわいくておすすめなのです。登場キャラは・?
弟の「ぶーちゃん」、そして、おにいちゃんの名前は「ぼんちゃん」です。
ぶーちゃんとおにいちゃんのモデルになったのは、イギリスの新聞の挿絵として掲載されて人気になったというボンゾ(BONZO)という犬。
ボンゾはちょっとたるんだ皮膚の感じが、ぶーちゃんたちに似てるんです♪
では次に、ぶーちゃんの家に住んでいる、小さなキャラクターたちをご紹介していきますね。
ぶーちゃんシリーズのサブキャラクターの名前一覧
しなもちゃん
ぶーちゃん達の家で、自由に暮らす茶色いうさぎ。
ぶーちゃんたちとお昼寝したり、お絵かきしたり、動向が気になる存在。
「ぶーちゃんとおにいちゃん」の表紙に後ろ姿のしなもちゃんを発見しました。
とかげ
洋ナシの家に住んでいるとかげ。
最後のページでは、洋ナシから出てきて窓の外を覗いています。
こうもり
ぶーちゃん達の部屋に住んでいるコウモリ。
ページごとにビミョーに位置が変わっています。次のページにはどこにいるかな?なんて探すのが楽しみに。
モッピー
神出鬼没のふわふわの毛をしたハムスター。
島田さんが飼っていたハムスターの1匹がモデルになっています。ページ中に、かわいらしい後姿で登場することが多し。もふもふしたおしりがかわいらしい♪
バムとケロの登場キャラクターの名前まとめ
島田ゆかさん作の絵本シリーズには、メインキャラクター以外の登場キャラクターがいっぱい。
主人公以外のキャラクターたちが、物語をいろどり、より魅力的なものにしていることは言うまでもありません!
「あ、こんなところにこんなキャラが!」
なんて、小さな発見をするのも、このシリーズの楽しみ方。
シリーズに登場するキャラクターに詳しくなると、絵本がもっと楽しくなります♪
バムとケロシリーズのあらすじと裏ネタはこちら
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コメント
コメント一覧 (2件)
4本耳のうさぎちゃんで、(おじぎちゃんではない)ギターをかかえてる子の名前がわかりません。
4本耳のうさぎちゃん、気になりますよねー!!
MOEの特集ページには、おじぎちゃんの親せき?と紹介されていましたよ^^