「和菓子作りを子供と体験してみたい!」
こんにちは。子供のころからあんこが大好き3児のワーママあおはです。
子供と一緒に作るお菓子と言えば、クッキーやケーキといった洋菓子になりがち。
和菓子の手作りは難しそう、というイメージがありませんか?
あんこ好きな私も、家で作るとしたらおしるこくらい。
キレイな模様の和菓子なんて、自分で作れると思っていませんでした。
今回実際にやってみたのが、親子で和菓子作りを楽しめる体験型絵本「さわってつくってたべる絵本」。
ハードルが高そうな「練りきり」を、子供と一緒に作りましたので、詳しくお伝えしたいと思います!
「さわってつくってたべる絵本」で子供と和菓子”練りきり”を作ってみた
こちらが『さわってつくってたべる絵本』という体験型絵本。
- 絵本
- 和菓子の練りきりの手作りキット
がセットになっていて、実際に親子で練りきりを作って食べることができます。
京都生まれの私は、あんこや和菓子が大好き。

小学校の校外学習では、京都の和菓子店をめぐるというテーマを選んだほどなんです。
和菓子の中でも特に「練りきり」は、色や形がとっても繊細。
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お菓子というよりむしろアート!?
日本の四季も感じられる素敵なお菓子ですよね。
手先の不器用さには自信がある私ですが、わくわくドキドキしながら子供たちと体験しましたよ。
いったいどんな仕上がりになったのか、レポートしていきますね。
初めての練り切り作り!体験キットで作り方は超簡単だった
「さわってつくってたべる絵本」の楽しみ方は次の通り。
- 練り切りキットを解凍する
- 子供と絵本を読む
- 作り方を予習する
- 作りたい種類にチャレンジ
- 美味しくいただく
まずは、冷凍した状態の練り切りキットを冷蔵庫に移して解凍を始めます。

冷蔵庫に入れて1時間待ちます。時間が経ちすぎると水分がなくなってボロボロになるので注意!
時間を見計らってキットの解凍を始めたら、さっそく絵本の世界に入っていきましょう。
和菓子職人気分になれる「さわってつくってたべる絵本」のストーリー
絵本のストーリーは、お姫さまが「ももいろであまいものをたべたい」とわがままを言うところから始まります。
でも、なんとか作った桜のおはぎやイチゴ大福では「うつくしくない!」と満足しないお姫さま。
そこで、偶然見つけた巻物に書いてあったレシピを元に作ったのが、ももいろでうつくしいねりきりでした。

きれいな和菓子に大満足の姫
一口食べたお姫さまは大満足で、とっても気に入ってくれたというお話です。
子供たちと絵本を読んで、まず「練り切りはお姫様が喜ぶ美しいお菓子♪」ということをインプット。
それではいよいよ、練りきり作りに挑戦しますよー。
練りきり体験の種類!難易度は5段階
「さわってつくってたべる絵本」で紹介されている練り切りは、難易度順に5種類あります。
- 葉っぱ(和菓子職人見習いレベル)
- さくら(駆け出しの和菓子職人レベル)
- あやめ(立派な和菓子職人レベル
- 菊(和菓子の達人レベル)
- バラ(和菓子の神レベル)
この中で、まず小1次男が選んだのは難易度レベル2の「さくら」。
作り方は動画(2分)でも公開されていますよ。
ふむふむ、子供にもできそう。。
というわけで、動画を見た後に絵本を広げながら挑戦しました。
そして、本人がほぼ自分で作った作品はこちら!

ちょっと荒々しいですが、さくらっぽい!
練りきりであんこを包む部分は難しかったので、私も少しお手伝いしました。
続いて娘4歳の挑戦です。初めに選んだのは、なんと難易度レベル5の「バラ」。
(完全にビジュアル重視な女子。。)
「私はぜったいバラがいい!」と譲らないので「じゃあ、おかあさんと一緒にやってみようか」と、チャレンジしたものの、やはり職人神レベルにはなれず!

格闘しているうちに、練り切りがポロポロに。器用じゃなくてごめんねー!
結局、バラからさくらへ作戦を変更。

桜を表現する「スジ」を入れる娘
そうして娘と一緒に作った作品はこちら。同じ桜でも、1つ1つに個性がでますねー。
最後に小4長男のチャレンジです。10歳にもなると、母の手助けは一切なし。
自分で作り方を読んで作り始めました。
「おれは神」が口ぐせの息子が選んだのは、もちろん和菓子の神レベル「バラ」!
ぶきっちょな母はあきらめた「バラ」でしたが、なんとか完成したのがこちら。
すごいすごい。なかなか上出来ではないでしょうか。(親バカ)
ではさっそく食べてみましょう。自分たちで作った和菓子の感想はというと?
自分で作った練り切りのお味はいかが?
練り切り作りキットは、三重県で300年続く和菓子屋「小原木本舗 大徳屋長久」さんによる製造。

和菓子好きなら、美味しくないはずない♪
一番最初に挑戦した次男も、
「形はちょっと変になっちゃったけど、味はばっちり!」
と、大満足でしたよ。
繊細な和菓子「練りきり」は難しそうなイメージでしたが、思っていたよりも簡単。
子供たちの個性も見えて、楽しかったです。

楽しそうだけど、お菓子作りは一度きりになっちゃうの?
いえいえ、練りきり作りを何回でも楽しめる方法があるのでご紹介しますね。
さわってつくってたべる絵本を購入するには?
まず「さわってつくってたべる絵本」のラインナップはこちら。
- 絵本+練り切りキット(2個分) ¥2,980
- 絵本+練り切りキット(6個分) ¥4,200

キットつき絵本の購入は公式サイトから。
さらに、何回でも体験できるように追い練り切りセットも購入できますよ。
- 追い練りきりキット6個分(絵本なし)¥2,980
- 追い練りきりキット12個分(絵本なし)¥4,500
一度きりじゃなくて、何回でも体験できるのはいいですね。しかも間違いなしの美味しさ!

手軽で美味しいのはうれしいけど、ちょっとお値段が・・
なんてあなた。練り切り生地は意外と簡単に手作りできるんです。
続きましては、練り切り生地を手作りする方法も見ていきましょう。
和菓子”練り切り”生地の材料と作り方
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まずは、色付けなどをする前の、基本の「練り切りあん」を作ります。
- 白あん…300g
- 白玉粉…6g
- 上白糖…12g
- 水…12g
練り切りの基本生地は、水分を飛ばした白あんと求肥(ぎゅうひ)を混ぜ合わせて作ります。
まずは、白あんの準備をしていきますよ。
- 耐熱ボウルに白あんを入れ、キッチンペーパーを乗せ500Wのレンジで2分加熱
- 取り出してしっかり混ぜ、もう一度500Wのレンジで2分加熱
- 指の腹で触ってみて水分の多いあんこがつかなければOK
- 加熱が足りなければ、30秒~1分ほど追加

触ってみてベタベタしなくなればOKです。
白あんも手作りしようと思えばできるけど、袋から出してすぐ使えるものが便利ですね。
お次は、もっちり食感の決め手!
白玉粉で求肥(ぎゅうひ)を作ります。
- 耐熱容器で白玉粉と水、砂糖を混ぜる
- 容器ごと500Wのレンジで1分加熱(ラップ不要)
- 半透明になってプクーっとふくらんだらOK
- スプーンなどでよく混ぜる

艶があり、透明感がでてコシがあれば求肥の出来上がり。
- 出来上がった求肥から18g取り、白あんのボウルに入れる
- ヘラでなじませたらオーブンシートに取り出して練る
- 小さくちぎって冷まし、まとめる
- 練って小さくちぎってまとめる作業を2~3回繰り返す
- 触ってみて手にくっついてこなくなればOK
以上で、練り切りの基本の生地が出来上がり。
最後に、生地に色を付けて形をつくっていきましょう。
少しずつ白い練り切り生地を取り分けて、食用の色素を混ぜこみます。

子供と食べるので、手作りするなら天然の色素を使いたいですね。生地は乾燥しやすいので、小まめにラップするのがポイント。
生地がたくさんあれば、いろんな種類の練りきりにチャレンジできますね。
では最後に、今回お伝えした内容をまとめてみましょう。
「体験型絵本」で子供と和菓子作りをしたまとめ
今回は、子供と一緒に和菓子”練りきり”作りを体験できる「さわってつくってたべる絵本」をご紹介しました。
「絵本はかわいいけど、作るのは難しそう」と思いきや、やってみるととっても簡単。

さすが老舗和菓子屋さんが製造しているキット。味もお上品でペロッといただけちゃいました。
公式サイトでは、追い練り切りセットも購入可能。
生地から自分で作ってみたい場合も、意外と簡単でしたね。

子供の作品はどれも個性が光って愛おしい仕上がりに。和菓子作りパーティもありかも!
実はその後、私も1人で挑戦してみました。選んだのは、難易度レベル4の「菊」!。
16等分するところを、12等分にしてしまいましたが菊っぽくなったような。
同じ生地からでもいろいろな形が作り出せるのが、練りきりの奥深さですねー。
初めてでもわかりやすい和菓子作りの本も参考になりますよ。
意外と簡単な練りきり作り。よかったらあなたもぜひ、体験してみてくださいね。
そうそう、「さわってつくってたべる絵本」の作者であるつむぱぱさんのきみはぱぱがすき?もとってもおすすめ。
絵日記を通して、娘つむぎちゃんへの愛情がじんわり伝わる本は、読み終わるとほっこり。
子供の小さいころを思い出したり、ギューッと抱きしめたくなること間違いなしです。

ピンときたあなたは、ぜひ手に取ってみてくださいね。
今回は「さわってつくってたべる絵本」制作会社wacle(ワクル)さんより直接ご連絡いただき、初めての練りきり作りを体験できました。ありがとうございました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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