こんにちは。バムケロのシリーズ絵本が大好き!3児のワーママあおはです。
全5冊の中でも、「バムとケロのそらのたび」は、前作「バムとケロのにちようび」に続く、2作品目。
日曜日の次の日、つまり月曜日に起こる出来事から始まるストーリーです。バムとケロが、飛行機に乗って旅に出るという冒険心がくすぐられる内容は、何度読んでもドキドキわくわく。
また、バムケロシリーズならではの
「こんなところにあのキャラクターが!」
なんて、あらすじ以外の楽しみどころも満載です。
そこで今回は、絵本「バムとケロのそらのたび」のあらすじのほか、背景ネタなども合わせてご紹介していきたいと思います。

ではまず、絵本のあらすじから見ていきましょう。
「バムとケロのそらのたび」のあらすじ
朝、バムとケロがパンケーキを食べていると、届いたのが大きな荷物!
中身はなんと組み立て式飛行機で、送り主はもうすぐ80歳になるバムのおじいちゃんでした。手紙と一緒に入っていた
- 飛行機の組み立て方
- おじいちゃんちまでの行き方
を頼りに、2人は飛行機を作り、おじいちゃんの誕生日パーティへ行くことに。
おじいちゃんの家にたどり着くまでの道のりは、わくわくドキドキ!冒険いっぱいで、読者の期待を裏切りません!
おじいちゃんに無事会えたバムは、最後のページではうとうと・・。おじいちゃんが、バムを愛おしそうに見つめる表情も、とても印象的です。
では、あらすじに続きまして、他のシリーズ絵本とのつながりもチェックしていきましょう。
バムケロシリーズ前作・次回作とのつながり
どのバムとケロのシリーズ絵本でも、注目なのがシリーズ内の他の絵本とのつながり。
シリーズ2作目となる本作品では、
- 前作「バムとケロのにちようび」
- 次回作「バムとケロのさむいあさ」
とのつながりが描かれています。



ではさっそく、前作とのつながりから見ていきましょう。
前作の「ある絵本」が再び登場!
前作「バムとケロのにちようび」とのつながりは、ストーリーの中心でもあったあのアイテム!
2作品とも読んだことがあれば、もうお分かりですよね。それは!
前作でバムとケロが、屋根裏部屋から苦労して取ってきた「ふしぎなひこうきじいさん」という本。
前作のあらすじはこちらの記事でチェック!
今回は、この本をバムのおじいちゃんに届けるという設定で再登場します。やっぱりちゃーんとつながってるんですね。
つながりが本文中にはっきり書かれていると、子供にもわかりやすくて大盛り上がり!
「おかあさん!つぎは「バムとケロのにちようび」も、よんでー♪」
なんて、1冊読みだすとシリーズを次々と読みたくなっちゃうこともしばしばです。
ではお次に、次回作である「バムとケロのさむいあさ」とのつながりも見てみましょう。
超細かいので、見逃し注意ですよー。
次回作で初登場のはずのキャラ発見!
「きゃー!こんなところに見つけちゃった!!」
と、このつながりを発見した時は、ちょっとテンションがあがっちゃいました。
それは、バムとケロが組み立てた飛行機に乗って、いよいよ飛び立つシーン。よーく見てみると・・
バムとケロのおうちや砂場がだんだん遠ざかる景色の中、裏の池にすごーく小さく描かれているのは・・?
なんと!あひるのかいちゃんではありませんかー!
次回作の「バムとケロのさむいあさ」で初登場するかいちゃん。
池の中で凍り付いているところをバムとケロに助けられるのですが、今回の「バムとケロのそらのたび」でもすでに登場していたんですね。
次回作のあらすじはこちらの記事でチェック!



それでは続きまして、バムケロシリーズでは欠かすことのできない背景ネタもチェックしていきましょう。
あらすじと一緒に楽しめちゃう背景ネタ
私が「バムとケロのそらのたび」でご紹介したい背景ネタは3つ!
- シーンによって形が変わる「雲」
- 泳ぎが速すぎる「おじぎちゃん」
- こっそり登場している「ガラゴ」
では早速1つ目の「雲の形」から見ていきましょう。
シーンによって雲の形も変化!
飛行機に乗ったバムとケロがおじいちゃんの家にたどり着くまでに通るのが、
- たまねぎ山脈
- りんご山
- かぼちゃ火山
といった、多くのチェックポイント。注目なのは、背景に描かれている雲が、このチェックポイントに合わせて形を変えていることです。
たまねぎ山脈ではたまねぎの形、りんご山ではりんごの形。
大きな海でおおうみへびに出会うシーンでは、雲はへびの形をしていますね。



シリーズの絵本は、どれも本当に背景が細かく描かれていますが、こういう遊び心のある変化も個人的に大好きです。
続きまして、2つ目の背景ネタも見ていきましょう。
泳ぐのが速すぎる?おじぎちゃん
いつもバムとケロとほどよい距離を保っているキャラクターと言えば、三本耳のうさぎ、おじぎちゃん。
今回「バムとケロのそらのたび」でも、いつの間にか二人の旅に付いてきています。
しかし、一度も飛行機には乗っていないのに、なぜかしれっと一緒にゴールしているおじぎちゃん!
おじぎちゃん、泳ぐの速すぎませんか??



また、もうひとつ気になるのが、おじぎちゃんの家になぜかもぐらのモルも到着していること。モルも、バムとケロと一緒にはいなかったはずだけど、、。



では続いて、3つ目の背景ネタに参りましょう。
なんと、ガラゴも登場している!
なんと、「バムとケロのそらのたび」でも、ちらっと登場しているのがガラゴ。
りんご山のシーンをよーく見てみると、穴の一つからちらりと覗いているガラゴの姿があるのです。
これにも子供たちは大喜び!読み聞かせ中、りんご山のシーンになると必ず、
「ちょっと待って!ガラゴはどこだっけ?」
なんて、ガラゴ探しが始まりますよ。



では最後に、今回のお話をまとめてみましょう。
まとめ
- 月曜日の朝、バムのおじいちゃんから組み立て式飛行機が届く
- 飛行機を組み立てて、地図を頼りに出発するバムとケロ
- りんご山やたまねぎ山脈で毎回プチハプニング!
- 無事に到着して、にぎやかな誕生日パーティに
おじいちゃんの家にたどり着くまでのバムとケロの冒険に、ドキドキわくわくするストーリ―でしたね。
また、
- 前作とは
- 「ふしぎなひこうきじいさん」
- 次回作とは
- 池にいるあひるのかいちゃん
というアイテムやキャラクターのつながりがあることをご紹介しました。



さらに、シリーズでは見逃すことができない背景ネタもありましたね。
- 雲の形がシーンによって変わる
- おじぎちゃんの泳ぎが飛行機より速い
- りんご山にガラゴがいる
あらすじと関係なく、背景でいつ何が起こるかわからないところが、油断禁物の魅力です。
また、絵本に出てくるアイテムも、実際に手に取ってみたくなるものばかり!
ママ目線でいうと、素敵なキッチンツールやインテリアが気になるところ。
バムとケロのシリーズは読み返すたびに小さな発見があって、何度読んでも飽きないですね。
名前を知らないキャラクターはありませんか?








最後までお読みいただき、ありがとうございました。