こんにちは。息子と共にバムケロシリーズにハマった3児のワーママあおはです。
バムとケロのシリーズ絵本の中でも、もっとも多くのキャラクターが登場するのが「バムとケロのおかいもの」。
魅力的なのはメインキャラクターとあらすじだけではありません。島田ゆかさんの絵本ならでは、いろいろな場面で他のシリーズとのつながりや背景だけで展開されるストーリーも必見なんですよ。
働くママの私も、あわただしい平日の夜に唯一子供たちと一緒に楽しんでいるのが絵本。「バムとケロののおかいもの」は、息子がバムケロシリーズに夢中になるきっかけとなったお話です。
今回はそんな「バムとケロのおかいもの」について、あらすじのほか、他のシリーズとの濃いつながりや背景だけで展開されるかわいいサイドストーリーをお伝えしていきたいと思います。
ではさっそく、絵本のあらすじからご紹介していきますね。
「バムとケロのおかいもの」あらすじ
バムとケロのシリーズは1週間の物語になっていますが、「バムとケロのおかいもの」は週の真ん中、水曜日のお話です。
今日は月に一度のお買い物に行く日。
いつもは朝寝坊なのに、早起きをして、みんなの朝ごはんまで作ってくれる、やる気マンマンのケロちゃん。慣れないことをしたからか、パンケーキは黒こげですが、そんなことはお構いなし!
前作の火曜日のお話「バムとケロのさむいあさ」でお友達になった「あひるのかいちゃん」も一緒に、お買い物に出発します。
市場にはたくさんの個性的な店主が出店していて、みんなはそれぞれ、気になるお店でショッピング!
最後にどうしても欲しいもの(しかも高額!)が見つかったケロちゃんのため、一度買ったものを返品したりして、大満足で帰宅。翌朝、また早起きをしたケロちゃん。その理由は・・?
市場のシーンでは、たくさんのキャラクターが登場し、商品や食べ物がどれも細かく描かれていて目を引かれます。
バムとケロの、リアルなお買い物事情が知れる貴重なお話でもありました。
しかし、楽しいのはあらすじだけではありません!他の絵本とのつながりを知らないなんて損ですよ!
そこで、続いては「バムとケロのおかいもの」がガラゴシリーズとリンクしているところをチェックしていきましょう。
ガラゴシリーズとのつながり
「バムとケロのおかいもの」は、2作のガラゴシリーズ絵本と濃いつながりを持っています。その2作とは、
- うちにかえったガラゴ
- かばんうりのガラゴ
です。
ではまず、「うちにかえったガラゴ」とのつながりを見ていきましょう。
ガラゴのお友達が全員集合!
なんと今回のお話では「うちにかえったガラゴ」でガラゴのおうちにやってくるお友達が全員登場します。
- ほっぺに商品をつめこむ、とらちゃん
- ピーナツを売り歩く、らくちゃん
- お買い物中の、ぷるどちゃん
- キッチン用品を売る、こみみさん
ガラゴシリーズとは、とっても分かりやすくリンクしているので、子供も知っているキャラクターに大喜び!
「おかあさんみて!らくちゃんがいる!」
なんて、大盛り上がりです。
「うちにかえったガラゴ」のあらすじはこちらの記事をチェック!
では次に、「かばんうりのガラゴ」とのつながりをお伝えしますね。
ガラゴのお客さんも市場に登場!
まずは、ガラゴに「兄弟のかばん」をもらったこいぬです。
バムとケロが市場に到着したシーンでは、なんと、迷子になって泣いているではありませんか!
迷子係にあやされていますが、泣き止まないこいぬちゃん。でも、かばんの兄弟はちゃんと4人分の飲み物を持って、同じページの中にいるので安心です。
お次は、ガラゴに「いつでもお茶が飲めるかばん」をもらったぞう。
実は、市場のカフェ「ELE’s TEA ROOM」の店主だったのです!
お店の看板にはぞうのイラストと、トレードマークのリンゴのイヤリング、メニューには、ぞうが耳にさげていた「りんごあめ」も。
そして、カフェでお茶をしているお客さん(いまちゃん)に出されている、ティーカップとティーポットは、ガラゴがあげたかばんに入っていたものと同じ。これは間違いないでしょうー。
こいぬとぞうが登場する「かばんうりのガラゴ」はこちらの記事をチェック!
では続きまして、背景だけで起こっているヤメピの切ないストーリーにも注目してみましょう。
見逃せない!かわいいサイドストーリー
注目のサイドストーリーは、バムとケロがお昼ごはんをとるシーンに注目です。
意気揚々とソフトクリームを持って席に着こうとするヤメピですが。。「あっ!」とつまづき、転んでしまうのです~。。
空っぽになったソフトクリームのコーンを見つめる切ないヤメピ。。
表情は変えずとも、しぐさでソフトクリームを落としてしまった落胆の様子が伝わります。
では最後に、みんなが市場でおかいものしたものをチェックしていきましょう。中には実在する商品も!
みんながお買いものしたものとは?
まず、バムが個人的に購入したのは、ぼうし。
ケロちゃんが購入したのは、どうしても手に入れたかった「そこがボコボコのふるいフライパン」
また、サングラスコレクターのモルが購入したのは、もちろんサングラス!よく見ると、行きと帰りでかけているサングラスの種類が違います。
かいちゃんが購入したのは、ローラースケートと、こっとうやさんで売っていた「ヤメピのすべて」という本。
他にも、リンゴや野菜といった食べ物も購入した様子。
また注目なのが、ねずみのマウが購入したやかんです。
実は、「バムとケロのさむいあさ」の冒頭で凍った池に大事なやかんを落としてしまったマウ。代わりのものを探していたんですねー。
「バムとケロのさむいあさ」のあらすじはこちらの記事をチェック!
絵本にもあるように、みんな気に入ったものがみつかってよかったね。
では最後に、今回お伝えした内容をまとめてみたいと思います。
まとめ
今回は、「バムとケロのおかいもの」について、あらすじのほか、
- ガラゴのお友達・お客さんが大集合
- かわいくて切ないサイドストーリー
- みんなが購入した商品
についてお伝えしました。
いかがでしたか?あらすじもかわいくて大好きですが、背景にも小ネタがたっぷり描かれている「バムとケロのおかいもの」。
一度気になると、本文より背景のほうに夢中になってしまったりして。
サブキャラクターの名前や特徴を知っていると、物語がより楽しめるので下記記事もぜひチェックしてくださいね。
実は、5歳の息子がバムとケロのシリーズ絵本と初めて出会い、大ハマりしたのがこの「バムとケロのおかいもの」でした。
保育園で周りの子たちが、読み書きできるようになってきた中、息子は
- 読めるのは自分の名前と数個のひらがなだけ
- ひらがなもカタカナもまだ書けない・・
という状態にもかかわらず、なんと大好きなこの本は、1冊丸暗記してしまったのです。
徐々に覚えていったのではなく、ある日突然、1人で声に出して読みだしたので、とってもびっくりしました。まさに、「好きこそものの上手なれ」ですね。
よろしければ、そんな様子をちらっとご覧ください。
まだひらがなを1つずつ読めるかどうか?という5歳児が、1冊丸ごと読めるようになった姿に、母は感動しました!(またまた親バカ・・)
いかがでしたか?
息子がたどたどしくも、一生懸命に読む姿をご覧いただけましたでしょうか。
ではでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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