子供がいる共働き家庭にとって、最重要課題である日中の子供の預け先。小学生になると学童保育に預ける家庭が多いですが、初めて子供を学童保育に預けるママにとって、
「何時までやってるの?費用はどのくらい?」
「夏休みはどうするの?」
「一年生はいつから通うの?」
などなど、わからないことだらけではないでしょうか。
私も初めて長男を預けるときは、学童保育の仕組みや様子がわからず不安でした!特に重要なのは、夕方何時まで預かってくれるのか?休みの日はどうなる?といった時間に関する心配。
そこで今回は、同じく学童保育について色々な疑問を持つあなたのために、息子の通う学童の例をあげながらご紹介したいと思います!
学童保育はいったい何時から何時まで預かってくれるのか、費用やメリットとデメリットなど、詳しくお伝えしていきますね。
まずは、学童保育の時間に関する情報からご紹介します。
学童保育は何時まで?休日や夏休み中は?
私の住む地域(都内)では、平日の預かり時間は放課後~18時までで、土曜日や夏休みなどの休日の開始時間は8時半からです。ただし、夜と休日朝の延長有無はそれぞれの学童クラブで異なります。息子の通う学童では、夜は19時まで延長可能で、休日の朝は8時から開いています。ちなみに、夜の延長は料金が発生しますが、朝早く行くのは無料です。
保育園に比べると「夕方閉まるのが早く、休日の朝開くのは遅い」というのが学童保育!
なんて思っちゃいますよね。
特に盲点は、夏休みや春休み、冬休みといった休日の朝の開始時間ではないでしょうか?
私は時短勤務で働いていますが、当初この「夏休み中の開所時間」を意識しないで勤務時間を申請してしまい、後から慌てて修正した・・という経験があります。
保育園の感覚のまま出勤時間を早めにしてしまうと、小学生の子どもを一人おいて先に出ることになるので、注意が必要ですよ!(こんなドジは私だけ・・?)
気になる費用については、月額7000円(育成費5000円+おやつ代2000円)。夕方の延長は月額で、18時30分までは1000円、19時までだと2000円、一時利用の延長は、30分250円、60分500円、となっています。
ちなみに、保育園とは違い、給食はありません!休日はお弁当が必要ですが、わが子の通う学童では、夏休みの数日間は仕出し弁当を注文できます。学童保育の時間や費用、お弁当については、お住まいの地域によって変わってくるので確認してみてくださいね。
次に、意外と知らない、新一年生が通い始めるタイミングについてです。
新一年生の学童保育はいつから?
なんて、素朴な疑問はありませんか?(またまた、私だけ・・?)
実は!というか、言われてみれば当たり前なのですが、「1年生扱いになるのは、4月1日から」なので、3月31日までは保育園で過ごし、4月1日からは学童に通うことになるんです!
つまり、卒園式が過ぎても31日までは保育園に通い、入学式の前でも4月1日からは学童生活がスタート!
小学校に慣れる前に、学童になれないといけない。。しかも春休みのため、基本的に初日から学童保育で1日育成です。
実は、わが家の場合、たまたま長男の小学校入学のタイミングで、私は末娘の育休中でした。そのため、私も家にいて見守ることができましたが、共働き家庭の多くの新一年生にとって、環境がガラガラと変わる4月は、かなり過酷な気がします。
たった6歳で、環境の変化に対応する子供たち、たくましい!
そして、そんな子供たちを「乗り越えてほしい。」とフォローするママ。特に1人目の子の小学校入学は、戸惑うことも多いものですよね。ママも大変です。
では次に、学童への行き帰りについては、どのように決められているのかご紹介します。
学童には1人で行って、1人で帰るの?
学童保育では「基本的に、一人で登降所すること」と、決められています。ただし、18時以降の夕方延長時(日没が早まる時期はできれば17時も)、安全のため保護者のお迎えが必要です。
学童は小学校とは別の施設なので、各小学校のすぐ近くにあるとは限りません。学童までは自分で行き来することになるので、休みの日のことも考えると、基本的には自宅から近い学童を選ぶご家庭が多いですね。
わが子も、小学校の近くではなく、自宅近くの学童に通っています。
また、
・学校から一回家に帰ってから学童にくる
・学童から習い事に行って、学童に戻ってくる
ということは、禁止されています。
いくら学童から家が近くても、一回家にランドセルを置いてから学童に来る、とかはダメなんですねー。また、習い事に行ってから戻ることもできないので、子供が家で一人になってしまう時間がなるべく少なくなるように考えないといけません。
では次に、学童保育は何歳まで、どのような子が通えるのか?という疑問にお答えしますね。
学童保育は何歳まで通えるの?条件は?
学童保育施設への入所条件は、
「保護者が働いていたり、病気のために、主に放課後の監督・保護ができない状態にあると認められる児童」
保育園と似ていますね。私の住む地域では、対象学年は小学1年生~6年生です。でも実際に通っている子供たちは低学年がほとんど。それはなぜなのでしょうか。
小学生高学年になっても学童に通う?
実際にわが子が通う学童でも、6年生まで入所はOKですが、学年が上がるにつれて子供の数はぐっと減ります。4年生より上になると1学年に数人のみ。これは、入所の基準として低学年のほうが入りやすく、学年が上がると優先順位が下がるため、
「入りたくても入れない」
という理由が1つにあります。その他、高学年になると6時間授業も増えるので、
- 平日は学童にいる時間がすごく短くなる
- 習い事のため、学童を欠席する日が増える
という、現実的な問題もあり、やめていく子が多いそう。また、入れたとしても同学年の子が減ってしまうので、
「友達が居なくてつまらない。。」
と退所するパターンもあります。学童に行かないとなると、夏休みなどは自己管理が必要になってくるので、このあたりは各家庭の環境や方針で決めることになりますね。
わが家の小学2年生の長男も、今は楽しんで通っていますが、高学年になって友達が減るのがわかると「辞めたい」とか言い出すかも。。
では最後に、学童保育のメリット・デメリットをあげてみますね。
学童保育のメリットやデメリットは?
メリット
学童保育のメリットといえば下記のようなことがあげられます。
- 放課後や休日、保護者の代わりに子供を安全に預かってくれる
- おやつの時間や学習の時間もある
- 家ではできない遊びやイベントに参加できる
- 異年齢の交流を通して、人との関わりやルールを学べる
なんといっても、親が働いている間に子供の保育・育成をしてくれるという点が大きいです!子供にとっては、
- おやつが食べられる
- 友達と家にはないゲームや遊びができる
という感覚で楽しく通ってもらえます。
親にとっても、
- 安全に監護してもらえる(様子を知ることができる)
- 学習時間も確保してもらえる
という点は安心ですね。
デメリット
学童保育で考えられるデメリットをあげてみますと、
- 費用がかかる
- 時間やルールに縛られる
- 高学年になると同学年の友達が減る
といった点でしょうか。
学童に通わせる以上、ある程度の費用はかかり、時間や条件のルールがあるのは当然ですが、高学年になった時の「辞めどき」に悩むという問題がありそうです。
では、今回のお話をまとめていきたいと思います。
まとめ
共働き家庭では、多くの子供が通うことになる学童保育について、私の住む地域を例にお伝えしてきました。
- 何時まで見てくれるのか
- 基本は、放課後~18時まで。19時まで延長あり。
- 休日は8時半から開始。朝延長は8時から。
- 費用はおやつ代込み7000円/月
- 登降所は基本的に1人で行う。18時以降はお迎え必要。
- 6年生まで通えるが、通うのは低学年がほとんど。
これらの条件は、あなたのお住まいの地域によって変わるはずですので、一度調べてみてくださいね。私の地区のように、個々の学童施設によって、公設として決められている開所・閉所時間と差がある場合もあるので、注意です!
また、学童保育のメリットやデメリットについては次を挙げました。
- 放課後や休日、子供を安全に預かってくれる
- おやつの時間や学習の時間もある
- 家ではできないゲームや遊びができる
- 費用がかかる
- 時間やルールに縛られる
- 高学年になると同学年の友達が減る
私も実際に子供を学童保育に預けて、日々お世話になっています。定期的に学童での様子を知らせるプリントをいただけたり、もし気になることがあれば直接職員の方に話を聞くこともできる。保護者以外の大人が安全に監護してくれるという安心感がうれしいです。
利用できるサービスは上手に利用しながら、仕事と子育てを両立したいですね。わが家でも、辞めどきについては、今後子供と相談しながら決めていきたいと思います。
今回のお話が「学童って何時まで?どんなところ?」と悩むあなたのヒントになれたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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