「4歳男子が言うことを聞かない!注意しても無視するし‥」
「毎日同じことで怒っちゃう。もう嫌だー!」
こんにちは。男の子2人、女の子1人の子育てに日々奮闘している3児のワーママあおはです。
話ができるようになってきた4歳児に、言葉のやり取りでイライラしてしまうってことありますよね。
- 着替え
- 歯磨き
- 片付け
- 朝の準備・・
私も、4歳次男と毎日同じことでぶつかり、「もう、どうしたらいいの!?」と悩んでいました。
そんなときに児童館の図書コーナーで、たまたま出会ったのが『子育てハッピーアドバイス』。
ふと手に取り、パラパラとめくっていくと、ある1文に目がくぎづけになったんです。
「子どもの相手をしていると、カッとなってキレてしまう。どうしたらキレなくてすむのか」
さらには、言うことを聞かない子供の特徴が、4歳児の次男にドンピシャ。
読み終わる頃には、”全然言うことを聞かない!”とイライラしていた気持ちがすーっと楽になったんです。
また、「どうしたら言うことを聞かない子供にキレなくてすむのか?」 という問いの答えには、心から納得。。
子育て中のあなたにもぜひシェアしたいと思いますので、紹介させてください。
言うことを聞かない4歳息子にイライラしまくり!
私が衝撃を受けた、4歳児というまだ幼い子供の現実。
子育てハッピーアドバイスの中であげられていたのは、次の3点です。
- 子供は自己中心的
- 子供は失敗する
- 子供は言うことを聞かない
つまり、親が子供に
- 相手を思いやって行動する
- 失敗しないようにする
- 「はーい」と言うことを聞く
という、現実とは反対のことを求めているから、全然思い通りにならず、腹が立っていたというわけ。
でも、「やっぱりそういうものか」と、諦める必要はありません。それぞれにはちゃんと理由とメリットがあるんだそうです。
では、一つずつご紹介していきますね。
子供が言うことを聞かないのは自己中心的だから
子どもが自己中心的なのは、まだ相手のことを考える能力が育っていないから。
4歳にもなると、ある程度おしゃべりもできるし、ついつい「言ったことが通じる」と思ってしまいます。
とはいえ、まだ4歳。
これらの4歳児あるあるは、相手とか周りのことがまだ意識できていない証拠。
でも、自己中心なのは全く問題があるわけではなく、むしろ成長の証なんだそう。いったいどういうことかというと・・?
自己中心的なのは自己主張ができる証拠
自己中な子供に対して、「なんて自分勝手な!!」と思いがちですが、これは正しい成長の現れ。
本には次のようにありました。
相手のことを考える能力の前に、まず自己主張をする能力が必要です。それが、健全に育っている証拠です。
親にとっては”イライラのもと”。
でも、
- 自分の意見がなく、周りにばかり合わせて行動する子
- しっかりと自分の意見が相手に言える子
2つを比べてみて、あなたはどちらに育ってほしいでしょうか。
“自分勝手”にとられる4歳児の行動も、健全な成長のひとつ。
では次に子供は”失敗する”という現実についてご紹介しますね。
子供は未来を予測できないから「失敗する」
子供が失敗するのは、未来を予測する能力が育っていないから。
- みそ汁をしょっちゅうこぼす
- ごはんを上手によそえずに落とす
- 字がうまく書けない
などなど、いろんなことがまだ上手にできないのは、考えてみれば当たり前です。
でも「あー、もうまたできてない!」と、口を出したり、頭ごなしにおこったりすると、
「また失敗しちゃった」
「もう失敗して怒られたくない」
と自信を失わせてしまうという結果になってしまいます。
でも、失敗してこそ得られるものがあるんですよ。それは何かというと?
失敗によって、学習する
失敗したときに「違う!」「またやらかした!」と怒ると、子供は「どうせ自分はできない・・」と、新しいことに挑戦する意欲を失ってしまいます。
子供は、失敗することで色々なことを学習するチャンスを得ている!のだそう。
確かに。つい口を出してしまいがちですが、親は、子供の失敗を笑って受け止めることが大事だと思い知らされました。
わが子を”温かく見守る”こと。
今までできてなかった私としては大きな試練でした。
失敗して、自分で考えるからこそ、成長する!そう考えて、ちょっと遠くから見るようにしたいです。
3つ目の子供の現実はまさにそのもの。「言うことを聞かない」だそうです。
子供がいうことを聞かないのは正しい現実
子供が言うことを聞かないのは、人の意見を冷静に聞く能力が育っていないから。
4歳にもなって言葉のやりとりができると、親の意思が通じると思っちゃいますよね。
でも現実は、、
- 『やって』と言うとやらず『やめて』と言うことばかりする。
- 注意しても無視する。『でも』『だって』と口ごたえする。
- 着替え・歯磨き・・。毎日、同じことを言ってるのにやらない
なんてことは日常茶飯事。
「全然言うことを聞かない!どうしたらいいの・・?」
と悩んでしまいますが、実は悩むべきことではなかったことにハッとしました。
4歳は自立心が現れる時期でもある
なんと、「言うことを聞かない」のは「自立心が育っている証拠」とのこと。
私もそうですが、無意識のうちに「親の言うことは聞くものだ」という考えがありませんか?
でも、子供が言うことを聞かないのは
- 子供が自分で考えているから
- その子なりの考えをしっかりと持っているから
ということの現れなんですね。
こんな風に考えると、周りに合わせようとして行動する大人よりも、よっぽど素敵だなぁと思えます。
「なるほど。あなたはそういう考えなのね!」と尊重することも大事なんですね。
最後に、
「キレない子供に育てるためにはどうしたらいいでしょうか」
という質問に対するコラムがグサッと心にささったので、ご紹介しますね。
キレない子供に育てるためには
キレない子供に育てるための答えは、はっきりと一言。
「キレない親になること」
実は思い当たることがあり、どきーんとしました。
確かに、私がイライラして大きな声をだしてしまったときのこと。
子供たちにも連鎖して、ついに3人それぞれ叫びだして収拾がつかなくなったことがあったんです。
何か都合が悪いとき、親自身が誰かや何かのせいにしてキレていたら、「こういうときは叫べばいいのね」と子供も学習してしまうんですね。
それでは、今回ご紹介したお話をまとめましょう。
言うことを聞かない!無視する!4歳児の真実まとめ
まず、4歳くらいの幼い子供の現実として、以下の3点がありました。
- 子供は自己中心的である
- 子供は失敗する
- 子供は言うことを聞かない
「子供が言うことを聞かない!」と感じるのは、これらの現実と反対のことを求めてしまっているから。
ただし、これらの現実は
- 自己主張する能力が育っている
- 失敗から多くのことを学んでいる
- 自立心の表れである
というように、健全に成長している証拠でした。
4歳の次男に対して、毎日怒るのが嫌になっていた私ですが、
と、気持ちにゆるんで、楽になりましたよ。
怒ってばかりで悩んでいたことも、子供がちゃんと育っている証拠と捉えると安心しますね。
また本文には、子育て中にイライラしてしまうお母さんに対して、
「一生懸命、子どもにかかわっておられるからこそ、でてくる悩みだと思います。」
とも書かれていました。
言うことを聞いてくれない、と悩むのは、子どものことを愛しているから。
他の子のわがままはあまり気にならなくても、自分の子供だと悩んでしまうものですよね。
子供を見守る温かい目が育てられるこの1冊、ピンときた方は手に取ってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント