こんにちは。息子と共にバムケロシリーズにハマった3児のワーママあおはです。
子供が大好きなバムとケロのシリーズ絵本は日曜日から始まり、各曜日が1冊ずつのお話に分かれている1週間の物語。
現在は木曜日の「バムとケロのもりのこや」までの5冊がシリーズ化されていますが、「バムとケロのにちようび」はタイトルの通り、日曜日のお話。
つまり、記念すべきシリーズの初回作!
今回は、そんなバムとケロのシリーズの中で一番最初のお話である「バムとケロのにちようび」について、あらすじと裏ネタをご紹介したいと思います。
ストーリーに欠かせない、「こんがりドーナツ」も忠実に再現してみましたよ。
ではまず、何度読んでもほっこり楽しいあらすじから見ていきましょう。
「バムとケロのにちようび」のあらすじ
せっかくの日曜日なのに、外は雨。
冒頭ページは、「あーぁ・・」と、つまらなそうに窓から外を眺めるバムと、雨の中でも外でびちゃびちゃになりながら遊ぶケロちゃんが対照的です。
「しかたあいからは部屋の中で本を読もう!」とひらめいたバム。まずは読書に最適な環境を作ろうと、ケロちゃんが汚した部屋をピカピカにお片づけします。(なんてしっかり者なのでしょう~!)
しかし!やっときれいに片付いたところで、外で遊んでいた泥んこまみれのケロちゃんがしれっと帰宅。バムは大慌てで逃げ回るケロちゃんを追いかけてお風呂へ直行!
ようやく何もかもがきれいになったら、2人でおやつのドーナツを手作り開始。
バムとケロのお話に出てくる食事やおやつって、いつもどれも美味しそうなんですよね!
絶対に食べきれなさそうな量の山盛りドーナツが出来上がったら、今日読むための絵本を屋根裏部屋に取りに行く二人。しかし、お目当ての絵本を探し出したところで、またまたハプニング発生!
そこで、バムに浮かんだ「いい考え」とは?
果たして作戦通り、無事に絵本を読むことができるのか?
最後のオチには、思わずほっこり。まさに寝る前に読み聞かせをするための絵本にぴったりです。
そして「バムとケロのにちようび」のストーリーに欠かせないのが、バムとケロ特製の「こんがりドーナツ」。絵本の中だけではなく、なんと、おうちでも再現することができるんです。
実際に子供と作ってみましたので、ご紹介しますね。
バムとケロの「こんがりドーナツ」を作ってみよう
2018年のカレンダーの表紙にもなっているのが、バムとケロの二人が作った「こんがりドーナツ」です。
絵本の中では生地をこねたり型を抜いたり、作る過程から描かれていて、揚げたてのドーナツがなんとも美味しそう!
バムとケロのシリーズ絵本にどんぴしゃにハマった息子も、思わず「ドーナツ食べたーい!」と叫ぶほどでした。
そこで、このドーナツを実際に子供と一緒に作ってみました!
レシピは、雑誌MOE (モエ) 2017年11月号の「島田ゆか特集」のなかで紹介されていました。レシピ考案は、料理家のなかしましほさん。
こんがりドーナツの作り方
【材料】
- たまご 1個
- グラニュー糖 50㌘
- 牛乳 大さじ2
- バター 20㌘
- 薄力粉 100㌘
- 強力粉 50㌘
- ベーキングパウダー 小さじ1
【準備】
- バターを溶かしておく
- 粉類を合わせてふるっておく
【作り方】
- ボウルに卵,グラニュー糖,牛乳を入れ混ぜる
- バターも加えてさらによく混ぜる
- 粉類を入れ、ムベラで粉気がなくなるまでよく混ぜる
- ラップに包み、冷蔵庫で30分休ませる
- 台に取り出して8等分し、丸める
- 直径5センチほどに手でつぶし、口金などで直径2センチほどの穴をあける
- 170度の揚げ油に生地を入れ、上下を返しながら2分半ほど揚げる
- 油をきって粗熱を取り、グラニュー糖をまぶす
シンプルな材料で、作り方も簡単!
絵本に出てくる通り、”こねこねこねて、ぽこんぽこん型をぬいて、ぽいぽいっとあげれば”出来上がり。
強力粉が入っているので、もっちりした食感に仕上がりましたー。揚げたては、周りサクっと、中はもちっとしっとりで次々と口に運びたくなっちゃうお味でした!
では、おまけとして島田ゆかさんの絵本ならではの
- 他のシリーズ絵本とのつながり
- 背景に隠された裏ネタ
をチェックしていきましょう。
バムとケロならでは!おまけの裏ネタ情報
まず、バムとケロの絵本が好きな人なら知っていて当然!?なのは、「バムとケロのそらのたび」とのつながりです。
次回作とのつながりとは?
絵本の中でバムが探していた本のタイトルは「そらとぶひこうきじいさん」。
この本は「バムとケロのにちようび」に続く作品にあたる「バムとケロのそらのたび」で、バムがおじいちゃんに届けるよう頼まれる本でもあるんです。ひそかに次回作への伏線が張られていましたね。
次回作のあらすじはこちらの記事でチェック!
続いては、細かく描かれた絵本の背景からネタを探っていきましょう。
知って楽しい背景ネタをチェック!
まず、バムが本を取りに行くために向かった屋根裏部屋。大きな本棚には気になるタイトルがたくさん並んでいますよ~。
- おさる日記
- おさる日記ふたたび
- いのしんしん
- ひよこのあたま
- さるのて
- はりねずみくん
- ぴき・ひき・びき
- Bonzo
一体どんな内容なのか、読んでみたい!おさる日記に続編があったりする遊び心が素敵ですー。
そして、背景ネタは中身だけではありません!表と裏の表紙をそれぞれ見比べてみると・・?
<表紙(おもて)>↓↓↓
<表紙(うら)>↓↓↓
- 雨が止んでいる
- 絵にあるリンゴが落ちている
- ねずみが再びケージの中に!
いかがでしょうか。あなたは変化に気が付きましたか?
表紙では雨が斜めにザーザーと降っていますが、てるてる坊主のおかげか、裏表紙ではすっかり止んでいるようですね。
また、額縁の絵もリンゴの木になるリンゴの数が、表は7つ、裏では4つに変化。3つは地面に落下しちゃってます。
さらに、裏表紙でケージに入れられているねずみにも注目。
このねずみ、絵本の中で一度バムとケロに捕まえられて、ケージに入っていました。しかし、2人の目を盗んでケージの柵をガリガリかじって・・最後のページで見事脱走に成功!
でも、結局ケージに戻されちゃったんですね。かじった柵もちゃんと補修されてるところが、またまた細やか!さすがです!
では最後に今回ご紹介したお話をまとめてみますね。
まとめ
「バムとケロのにちようび」は、バムとケロのシリーズ絵本の記念すべき1作目!
雨の降る日曜日に、うちのなかで本を読むことにしたバムとケロの日常が、おもしろおかしく描かれている素敵なお話でした。
他のシリーズと比べてみても、登場人物は少なく、物語の展開も家の中のみ。スケールは小さいかもしれませんが、その分アットホームで心がほっこい落ち着きます。
また、物語のなかで重要なアイテムとなるのが手づくりドーナツ!
レシピはこちらの「バムとケロのおいしい絵本」でも紹介されていますね。
さらに、島田ゆかさんの絵本ならではの楽しみである背景ネタも充実。
- バムが探す本は次回作への伏線
- ありそうでなさそうなタイトルの本
- 表紙にも隠されたストーリーあり
など、何度も読むうちに、本筋よりも裏ネタのほうが気になってきちゃうのは私だけでしょうか。
ガラゴシリーズ、バムとケロのシリーズはキャラクターを知ることでより楽しめます♪登場キャラの名前やモデルなど、詳しいことを知りたいあなたは下記記事を参照くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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