こんにちは。3児のワーママあおはです。
ハワイ滞在中、買い出しで何度もお世話になったのがホールフーズマーケットでした。
ホールフーズと言えば、オーガニック食材をはじめ、多くの自然食品を扱う超有名なスーパーマーケット。
ハワイでも、オーガニックやメイド・イン・ハワイのお土産を買い求める観光客で、いつもにぎわっています。
とにかく店内で目立つのは「ORGANIC(オーガニック)」の文字。
野菜やフルーツはもちろん、「USDA ORGANIC」のラベルがついている商品を多く見かけます。
そこで今回は、私が学んだホールフーズのオーガニック商品に対するポリシーと、こだわりがつまったおすすめ食材についてお伝えしたいと思います。
知らなかった!ホールフーズのおすすめ食材の秘密とは?
「ホールフーズって、オーガニックでおしゃれなお土産が買えるちょっとセレブなスーパーでしょ?♪」
と思っていた私。あなたも同じようなイメージを持っていませんか?
でも、今回のハワイ旅行は約1週間のコンドミニアム泊。
ホールフーズに何度も買出しにいったことで、お土産以外の野菜、卵やお肉といった生鮮食材へのすごいこだわりを知ってしまったのです。
ではまず、オーガニックと呼ばれるための基準について、さらっとご紹介させていただきますね。
「オーガニック」の基準ってなに?
ハワイでは、ホールフーズ以外のスーパーでもしょっちゅう目にするのが「USDA ORGANIC」のラベルがついた商品でした。
このマークは、米国農務省認証オーガニック食品の印。取得するためには、
農作物には、
- 3年以上禁止物質を使用しないこと
- 遺伝子組み換え禁止
- 土地や水の基準をクリアすること
畜産物は、
- 3世代前からオーガニックな管理のもとで育てられていること
- 自由に外へ出入りできる環境で育てること
- ホルモンや抗生物質の使用禁止
などなど、厳しい条件を満たす必要があり、認証後も毎年審査があるそうです。
一方、日本にも同じように有機JAS認定があり、認定基準はUSDAとほとんど同じ。(その辺のスーパーではあまり見かけませんが・・)
では、いよいよホールフーズのおすすめ食材、卵とお肉へのこだわりを見ていきましょう。
まずは卵からチェック!
オーガニックな卵ってどんな卵?
ホールフーズの卵は、すべてオーガニックの平飼い卵。
All eggs used in our own kitchens and bakeries are cage-free, too!
私たちのキッチンやベーカリで使うすべての卵も、ケージフリー(平飼い卵)です!
ホールフーズマーケットのWebサイトより
わが家がコンドミニアムで自炊するために購入した卵も、もちろんオーガニック。12個入りで$6.79でした。
また、卵コーナーには各ラベルとその意味が書いてあります。
- Cage free(ケージフリー)
- 平飼い卵
- Free range(フリーレンジ)
- 戸外へ自由に行き来できる環境で育てた鶏の卵
- Pasture raised(牧草地育ち)
- 牧草で育てた鶏の卵
- Organic(オーガニック)
- USDA Organic認証を受けた有機飼料で育てた鶏の卵
- Omega-3 or dha(オメガ3またはDHA)
- DHAやオメガ3必須脂肪酸を与えた鶏の卵
- Fertile(有精卵)
- 雄鶏と一緒に育てた鶏の卵
日本の一般的なスーパーでは、平飼い卵はまだまだ超少数派ですよね。
- 「こだわりの」
- 「おいしい」
- 「ビタミンE配合」
- 「農場直送」
と言った売り文句はよく見かけるものの、自然環境で育った平飼い卵や有精卵はすごく少ない!
それでは卵に続きまして、お肉へのこだわりも見ていきましょう。
あなたは、オーガニックなお肉とはどういうものか、ご存知でしたか?
お肉は「動物福祉」で格付け
ホールフーズではお肉もオーガニック!
精肉(牛肉、豚肉、ラム、鶏肉、七面鳥)についても厳しい基準を設けており、ホルモン剤・抗生物質は不使用で、安全、健康に育てたものなんです。
精肉コーナーに表示されているのは「5-STEP ANIMAL WELFARE RATING(動物福祉に関する格付け)」。
消費者に分かりやすいように、畜産物がどのように育てられたのか)について、各ラベルとその説明が書かれていました。
実は、この格付けがとっても深い!
- STEP 5+ ANIMAL CENTERED, ENTIRE LIFE ON SAME FARM
- 動物本位で、一生同じ農場で育っている
- STEP 5 ANIMAL CENTERED, NO PHYSICAL ALTERATIONS
- 動物本位で、体に改変(鼻輪や焼き印)をしていない
- STEP 4 PASTURE CENTERED
- 放牧主体で育っている
- STEP 3 ENHANCED OUTDOOR ACCESS
- 自然環境へ自由に出入りできる環境で育っている
- STEP 2 ENRICHED ENVIRONMENT
- わらを敷くなど、動物にとって快適な環境で育っている
- STEP 1 NO CAGES, NO CRATES, NO CROWDING
- かごや柵に閉じ込めず、密集していない環境で育っている
ホールフーズの精肉は、最低でもSTEP1、つまり、「1つの場所に閉じ込めず、密集していない、動物が動きやすい環境で飼育された」という条件を満たしているそうですよ。
各商品にはステップ別に色の違うラベル付けがされていて、消費者が選択できるようになっている!さすがオーガニック先進国ですね。
ちなみに、日本では一般的に添加物が多いといわれるハムも、ナチュラルな商品がたくさんありました。
<こちらは100%NATURALと書かれたスモークハム。
抗生物質不使用で育てられた豚肉を使い、
- 硝酸塩
- 亜硝酸塩
- 保存料
- その他人工原材料
は、一切不使用です。
このハムも超おすすめ!
これほどこだわったハムも日本のスーパーでは、なかなか見かけないですよね。
では最後に、今回のお話をまとめてみます。
まとめ
オーガニック先進国のアメリカ。
ハワイでみたホールフーズマーケットでは、オーガニック食品に対する取り組みについて初めて知ることだらけでした。
- 卵や精肉にオーガニックレベルの格付けがある
- レベルごとに色分けされて、消費者が判断できる
- デリ・ベーカリーの原料にも平飼い卵を使用
- 100%無添加の加工食品も豊富!
「すごい!こだわってる!」と感じてしまうのは、オーガニックの分野で日本が世界に遅れているからなのかも。
日本では、私たち一般消費者には、オーガニック商品という選択肢がまだまだ浸透してないなぁと痛感しました。
日本でオーガニック食品を購入しようと思っても、一般的なスーパーにはまだ流通が少ない。。ネットに頼るほかないんですよね。
あなたも旅行でホールフーズを訪れる際は、ぜひ卵やお肉コーナーにも注目してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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