こんにちは。子連れハワイ旅行でパールハーバーの観光に行ってきました。3児のワーママあおはです。
今回のハワイ旅行、プランはすべて私任せ。しかし、直前になって夫が唯一観光したいと言ったのがパールハーバーでした。
「え!? パールハーバー? 日本人にはあんまり楽しくないんじゃない・・?」
なんて、思った私。しかし、実際に行ってみると、子連れにもおすすめな観光スポットだったんです。
半日では全施設を回ることはできませんでしたが、事前に予約していた日本語のガイドツアーがとってもよかった!
子連れでも、特に乗り物が好きな男の子は、本物の飛行機や船に盛り上がること間違いなしですよ。
そこで今回は、日本人にもおすすめしたいパールハーバーの観光についてご紹介したいと思います。
私たちが参加した、日本語ガイドツアーも合わせて詳しくレポートしますね。
日本人にもおすすめしたいパールハーバー観光! 見どころは?
まず、パールハーバーといっても、観光スポットとして4つの博物館・記念館があります。
- アリゾナ記念館(無料)
- USSボーフィン潜水艦博物館公園
- 戦艦ミズーリ記念館
- 太平洋航空博物館
そして、
- 戦艦ミズーリ記念館
- 太平洋航空博物館
の2か所は、パールハーバーの中でもフォード島という少し離れた場所にあります。
そのため、パールハーバーの入り口中心にあるビジターセンターからシャトルバスで移動する必要あり。
パールハーバーの観光は、入口&拠点となるビジターセンターを目指しましょう。
シャトルバスについては、また後ほどお伝えしますね。
では、パールハーバーの4つの観光スポットをざっと見てみましょう。まずはアリゾナ記念館です。
アリゾナ記念館
入館料は無料のアリゾナ記念館。見どころは、実際に沈んでいる戦艦USSアリゾナを見ることができること。
ここではまず、23分間の戦争ドキュメンタリー映像を鑑賞。その後、ボートに乗って戦艦の沈んでいる記念館へ往復するプログラムになっています。
実は夫が見たかったのは、この沈んだ戦艦・・。
しかし、小さい子連れで20分も戦争ドキュメンタリーを見続けるのはチョット難しそうなので、今回は行きませんでした。日本人として胸が痛む場面も多そう。
アリゾナ記念館は無料ですが、チケットの当日券は先着順!
せっかくお目当てにしていたのに、入れなかった! なんてことにならないよう、観光される場合は午前中早めの到着をおすすめします。
お次は、潜水艦のある公園です。
USSボーフィン潜水艦博物館公園
潜水艦博物館公園は、ビジターセンターのチケットカウンターのすぐ近くにあります。
USSボーフィンに乗り込んで、第二次世界大戦時代の潜水艦での生活がどのようなものであったか見学したり、太平洋潜水艦博物館の屋内及び屋外にある展示物を見に行ってみましょう。ここで充分に楽しむには大体1時間を目安にして下さい。
<公式サイトより>
お次は、フォード島にある大迫力の戦艦ミズーリです。
戦艦ミズーリ
第二次世界大戦の終結、降伏文書調印式が行われたのが、戦艦ミズーリの甲板。
戦艦内には展示物、過去の記録などが、ほぼ当時の状況のまま再現されていて、戦艦内の様子などを見ることができます。
また、現地でのツアーとして
- 日本語ツアー
- 音声ガイド器ツアー
- 探検家ツアー
が、用意されています。
子供には「探検家ツアー」が面白そうでしたが、10歳以上が対象でした。
さて、最後にご紹介する観光スポットは、私たちが日本語ツアーに参加した太平洋航空博物館です。
詳しくご紹介していきますね。
本物の零戦がある!太平洋航空博物館
今回私たちが観光したのは、パールハーバーの中の太平洋航空博物館。
ビジターセンターからシャトルバスに乗り込み、戦艦ミズーリの次に停まる場所で降りると到着します。
ここでは、第二次世界大戦時に使用された本物の航空機が展示されていて、実際に見たり触れたりすることができます。
ほとんどはアメリカのものですが、なんと日本の零戦がありました。実物です!
ではお次に、太平洋航空博物館と戦艦ミズーリのあるフォード島へシャトルバスで移動する方法を見ていきましょう。
持ち物制限も合わせてチェックしていきますよ。
ビジターセンターからフォード島はシャトルバスで
13時からの日本語ガイドツアーを予約していた私たち。
この日、午前中を過ごしたワイケレアウトレットからビジターセンターまでは、レンタカーで移動していました。
時間はぎりぎりで、駐車場がなかなか空かずに焦りましたが、やっと空いたところへ停めて車を降ります。
ビジターセンターに着いたら、まずは手荷物を預けに行きますよ。
手荷物は最低限に!
パールハーバーのすべての施設には持ち物制限があります。
持参できる物
- チケット
- カメラ
- 携帯電話
- ID、パスポート
- 財布
- 帽子
- 日焼け止め
- 水
持ち込めない物
- バッグ
- ポーチやハンドバッグ
- 食べ物
持ち物は、チケットカウンターより手前、施設内に一歩入る前から制限されます。
ガードマンが立っていて、荷物をチェック!
手荷物は、正面向かって右方向に手荷物預け所があり、荷物1つにつき3ドルで預かってくれます。
あわてて私のカバンに夫のショルダーバッグを詰め込み、荷物を1つに。3ドルになりました。
しかし、ここで困ったが子供3人分の持ち物です。
「オムツや水筒、荷物がいっぱいでどうしよう!(汗)」
と、思っていたところ、係りのお兄さんが渡してくれたのはビニール袋。
では、いよいよシャトルバスでフォード島を目指していきましょう。
ビジターセンターからシャトルバスでフォード島へ
持ち物を預けて中に入ると、シャトルバスの乗り場へ向かいます。
ビジターセンターを入って正面がチケットカウンターで、右奥の二つのロケットのところを抜けるとシャトルバスの乗り場があります。
シャトルバスに時刻表は特になし。15分ごとに運行しているというそうです。
乗り場で待っているとすぐにバスが来て乗り込むことができました。バスが出発して、橋を渡りフォード島へ。
最初に停まるのが戦艦ミズーリで、次が太平洋博物館です。
シャトルバスの車内では、運転手さんの案内はすべて英語です。
停車のアナウンスを聞き逃さないようにしましょうね。
そして、バスに乗ること約15分で、太平洋航空博物館に到着。
日本人向けの飛行士ツアーとは、いったいどんな内容だったのか? 見ていきましょう。
子供も楽しめる! 日本人向けガイドツアー
出発前にWebサイトから予約していたのが、飛行士ツアーという、日本語ガイドツアーです。
日本人のガイドさんに案内してもらえるツアーで、私たちは13時開始のツアーに参加しました。
公式サイトで事前に予約すると割引が受けられ、日本人ガイドツアーの料金は、入館料込みで$30、4~12歳の子供は$10 です。
入館料だけの場合は大人が25ドル、子供は変わらず10ドルです。つまり事前に予約すれば、追加料金たった5ドルで参加できるツアー!
わが家がパールハーバーの観光にかかった費用は、大人がそれぞれ$30、長男&次男がそれぞれ$10(1歳長女は無料)合わせて$80(税込み$84.8)となりました。
クレジットカードで購入でき、予約完了後に予約確認書がメールで送られてきますよ。
予約は、ホームページの日本語版から、簡単にできましたよ。
窓口で予約確認書のEメールを見せると、日本人ガイドの方が出てきてくれました。いよいよツアーが始まります!
日本人ガイドツアーは参加する価値あり!
ツアーは1時間45分くらいかかります。「必要であればカフェで水分補給やおトイレ済ませてくださいね」と言っていただきました。
結論から申しますと、このツアー、
とってもよかった!はっきり言っておすすめです!
ハワイ在住数十年という日本人の男性ガイドから、戦争に関する歴史や裏話をたくさん教えていただけました。
- 真珠湾攻撃の背景
- 零戦の精密さ
- 日本とアメリカの戦略の違い
- 日本人捕虜のサクセスストーリー
などなど、日本人として知らなかったことばかりで、とっても勉強になりましたよ。
たった5ドルの追加料金で参加できる日本語ガイドツアーですが、ありとなしではパールハーバー観光の満足度が全然違うのではないでしょうか。
子供にとって戦争の話などはまだピンとこないようでしたが、本物の飛行機たちを見たり触ったりできることにはうれしそうでした。
本当は戦艦のほうが見たかったという夫も、「知らない話もたくさん聞けてよかったー」と言っておりました。
日本は長い歴史を持っていること、世界で唯一、戦争での負けを認めて相手国のこともきちんと認めているた国だということを再認識。
ツアー終了後は、予約時に一緒に印刷していた「飛行シミュレーター無料クーポン」で、フライトシミュレーターを体験。
遊び終わると、再びシャトルバスに乗ってビジターセンターに戻ります。
ほかの施設も気になるところでしたが、「帰ったら海に行こうね」と子供たちと約束していた私たち。預けていた荷物を受け取ってから、レンタカーで帰路についたのでした。
それでは最後に、今回のお話を振り返ってみましょう。
まとめ
「子連れでどうなの?日本人でも楽しめる?」と疑っていたパールハーバー。
結論から言うと、日本人かつ子連れでも十分楽しめる観光スポットでした!
小学生以上くらいで戦艦や飛行機が好きなお子さんなら、より楽しめるかなと思います。また次の機会があったら、戦艦等も観光してみたいなぁ。
そして、日本語のガイドツアーはとってもおすすめです。
日本人の観光客も数年前までは少なかったそうですが、映画「永遠の0(ゼロ)」の公開後は増えているそう。
なにせ、零戦の本物が展示してあるので、「これがあの零戦か・・」なんて、思いにふけってしまいます。
パールハーバー内のすべての施設を観光するには、丸一日が必要です。今回の私たちのように、半日で一部を楽しむこともできますよ。
戦艦ミズーリ、太平洋航空博物館へは、ビジターセンターからシャトルバスに乗る必要があるので余裕をもって到着してくださいね。
また、持ち込めるものには制限があるので、荷物はコンパクトにしましょう。ビニール袋は持ち込みOK!
私たちはレンタカーを利用しましたが、安心の完全日本語ガイド付きオプショナルツアーもおすすめです!
まだ日本人観光客の少ないパールハーバー、あなたもぜひ観光してきてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント