時短勤務なのに残業したら違法になるってウソ?ホント?


働くママ
時短勤務なのに、忙しくて残業ばっかり。意味ないよー!
働くママ
残業したいときもあるけど、違法なの?残業代はもらえない?

こんにちは。3児のワーママAohaです。

帰宅後にも家事育児というお仕事が待っているワーママにとって、毎日遅くまで残業なんてありえない!ですよね。

そもそも、時短勤務なのに残業することは違法なんでしょうか?

私も8年前に長男を出産してから、ずーっと時短勤務をしています。

Aoha
時短勤務制度がなかったら、働き続けられてない・・

そこで今回は、時短勤務中の残業は法律でどう定められているのか、詳しくご紹介したいと思います。





時短勤務中の残業は「違法」?

ママと子供が顔を見合わせる様子

まず、時短勤務制度が利用できるのは、法律上は子供が3歳になるまでと決められています。

詳しくは、時短勤務制度は法律で何歳まで使えるの?利用条件や世間の現状とはでお伝えしていますが、法律にはに子供が3歳までの間は、残業も免除されるという法律もあるのです。

いったいどんな内容かというと・・?

3歳に満たない子を養育する労働者が子を養育するため、又は要介護状態にある対象家族を介護する労働者がその家族を介護するために請求した場合には、 事業主は所定労働時間を超えて労働させてはならない

つまり、子供が3歳未満の場合、労働者が請求すれば残業命令は禁止!

時短勤務中(=子供が3歳までの間)に残業免除の請求をしたにも関わらず残業を命令された場合は違法になるということ。

 

ですので、もしあなたが

時短勤務ママ
時短勤務なのに意図しない残業ばかりで帰れない!つらい・・

という場合、請求をすれば会社はこれを拒否できず、残業命令をすると違法になります。

 

逆に言うと、特に請求しなければ残業しても問題なし

時短勤務ママ
仕事が忙しい時期だけ、延長保育して残業したい

という場合、残業することは法律上なんの問題もありません。

もちろん、残業した分は、時給計算できっちりもらえますよ!むしろ、残業代が支払われなければ、それこそ違法!です。

 

ですので、時短勤務をしていると、有給を取った日が多い月ほどお給料がアップするという現象が発生するんですよね。

Aoha
普段2時間短縮しているのが、フルタイム分働いたことになるためです!

 

でもこの残業規制、やっぱり子供が3歳になったら使えなくなってしまうんでしょうか?調べてみましたのでご紹介しますね。




子供が3歳になったら残業しなきゃダメ?

残業をする人

残念ながら、法律では、残業=「所定外労働」が規制されているのは3歳までの間だけ。

でも、子供が小学生になるまでの間は「時間外労働の制限」が適用されるんです。

小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者がその子を養育するため、又は要介護状態にある対象家族を介護する労働者がその家族を介護するために請求した場合には、事業主は制限時間(1か月24時間、1年150時間)を超えて時間外労働をさせてはならない

でも、ここでわからなくなるのが「時間外労働」の定義ですよね。残業と、どう違うんでしょうか?

 

時間外労働と残業との違いは何?

残業は、会社の就業規則で決められた時間を超えて働くこと(=所定外労働)。

これに対して、「時間外労働」は、労働基準法で定められている1日8時間または週40時間を超えて働くことを指します。

つまり、先ほどの「時間外労働が1か月に24時間まで」という時間外労働の制限に当てはめてみると、週5日(月20日)で平均した場合、残業時間としては一日1.2時間(24÷20=1.2)ということに。

例えば、8時半ー17時半の8時間勤務のママの場合、平均して残業できるのは18時42分までになりますね。

働くママ
でも、これだと保育園の延長時間にも間に合わないし、遅いんじゃ??

 

おっしゃる通り!そこでやっぱり必要になるのが、企業に求められる努力義務です。

努力義務とは?

時短勤務や残業制限など、育児をする労働者が働きやすいよう、必要な措置をする努力をしなさいという法律です。

 

私の勤める会社の就業規則では、子どもが小学校就学始期に達するまでという条件で、残業について以下のように決められています。

  • 就業時間を超える勤務は原則として行わないこと
  • 所定労働時間を超える時間外労働、深夜労働、休日出勤は原則として認めない
Aoha
もちろん「原則」なので、必要な時は残業も可能です。

 

このように、子供が小さい間は残業を堂々と免除してもらえるのはとってもありがたいこと。

では実際に、法律で定められている時短勤務中の残業規制を導入している会社はどのくらいあるのでしょうか。厚生労働省による平成28年度の調査データをチェックしてみましょう。

子育て中の残業規制がある会社は何割?

厚生労働省による「平成 28 年度雇用均等基本調査」の結果概要によると、育児のための制度として、残業規制を導入している事業所の割合は全体の55.9%です。

Aoha
うーん、堂々と残業免除される企業はまだ少ない・・?

 

また、残業規制制度がある場合、子供が何歳まで利用できるのか、データを抜き出してみると、

3歳未満 49.7%
3歳~小学校就学前の一定年齢まで 7.2%
小学校就学の始期に達するまで以上 43.1%

と、会社に残業の免除が導入されている場合は、半数以上3歳を過ぎても利用可能になっていますね。

 

また、調査データを見てみると、注目なのは育児を支援する制度を導入する事業所の割合が、前年度に比べて上がっていること。

早く多くの会社で導入されることを願うのみ・・そして、制度の利用可能期間が延びるとうれしいですね。

では最後に、今回のお話をまとめてみます。

まとめ

子供が3歳までの間
  • 本人が請求すれば、所定外労働(残業)免除される
  • 請求しなければ、残業OK。もちろん残業代はでる!
子供が3歳~小学生になるまでの間
  • 本人が請求すれば、時間外労働制限される(月24時間、年間150時間以内)

と、法律では最低限のラインが定められていますが、何より大切なのは会社に求められる努力義務。

平成28年度の調査データでは、「残業規制の導入割合は全体の約56%」という結果でしたね。導入割合は少ない印象ですが、導入されている場合は、半分以上の割合で3歳以降も残業免除の対象でした。

ただし、

  • 制度があっても使いにくい
  • 周りからの目が冷たい
  • 仕事量を考慮してもらえない

など、制度を使うための職場の環境も大切。

Aoha
せっかく制度があっても、使いづらければ意味がない!結局、時短勤務なのに残業ばかりに。。

 

ありがたいことに、私が勤める会社の規則では、基本的に小学生になるまでのあいだ原則残業免除。先輩ママさんもおられるし、上司や同僚の理解もあり職場に恵まれています。

社会全体でも、子育てしながら安心して働けるような仕組みが、整って行きますように!女性の活躍躍進も話題になる中で、子育て中の残業規制と職場の理解が拡大されるといいですね。

Aoha
時短勤務に関するアレコレは、下記も合わせてお読みください♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



 

管理人Aohaって?

共働き歴10年目、3人の子育て中のワーママ。 プロフィールはこちら

この記事がお気に召したら「いいね!」ください。最新情報をお届けします^^

 

関連ページ





この記事をSNSでシェアする!

コメントをどうぞ♪

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください